頸椎ヘルニアと間違われやすい斜角筋のトリガーポイントによる上肢の痛みやしびれ

どうも、すぐるです。

 

 

 

いよいよ平成から令和へ。そしてGW10連休ですね。

 

 

 

キュビズムは、GW中(4/27〜5/6)も通常通りですのお時間が合う方はご連絡ください。

 

 

 

さて、今日は真面目な話。

 

 

 

「上肢がしびれる」

 

 

 

「肩や腕が痛い」

 

 

 

「親指の感覚がおかしい」

 

 

 

など、こういった症状があると病院で「頚椎ヘルニア」や「頸椎椎間板ヘルニア」と診断されることが多いと思います。

 

 

 

ヘルニアってなんや?と思うかもしれませんが、要は広範囲に痛みやしびれが出ていると神経障害を疑っているよってこと。

 

 

 

ただ、いつもこのヘルニアによる神経障害が原因で上肢の痛みやしびれが起きているとは限りません。

 

 

 

「じゃあ他に何の原因が考えられるの?」と思いますよね。

 

 

 

はい、ズバリ筋肉のコリです。

 

 

 

それも斜角筋という頚部にある筋肉。

 

 

 

この斜角筋のトリガーポイントを押すと肩から腕、指先、さらには肩甲骨の内側にまで痛みが走ります。

 

 

 

言葉で説明するより、絵でみるほうがわかりやすいでしょう。

 

 

 

はい、こんな感じ↓

※「トリガーポイント治療 セルフケアのメソッド」から引用

どうですか?

 

 

 

イメージできたでしょうか。

 

 

 

「ほんまかいな?」と思うかもしれませんが、実際に斜角筋を押さえると「そう!その痛みやわ!」と言われることも少なくありません。

 

 

 

だから実際は斜角筋が原因の痛みやしびれなのに、「頚椎ヘルニア」や「頸椎椎間板ヘルニア」の神経障害だと勘違いしているパターンは非常に多い。

 

 

 

まあこれは仕方ないことで、レントゲン検査では骨と関節をみるので筋肉はどうも蚊帳の外になりがち。

 

 

 

ちゃんと触診すれば直ぐにわかるのですが、今の診察ではあまり触診をしません。

 

 

 

これは残念なのことですね。

 

 

 

筋肉も広範囲に痛みやしびれを引き起こすってことは当たり前のこと。

 

 

 

原因の可能性として考えておかないと絶対ダメですね。

 

 

 

さて、この斜角筋ですがセルフケアとして自分で揉んだり圧迫したりするのは止めてくださいね。

 

 

 

なぜかというと、斜角筋は頚部の前面にあり、その周囲には大事な神経や動脈があるため、知識や経験のない方が圧迫したりすると危険です。

 

 

 

だから斜角筋のセルフケアはオススメしません。

 

 

 

殿筋とかハムストリングスと違ってかなりデリケートな部分ですから。

 

 

 

必ずプロのセラピストに施術してもらってください。

 

 

 

おしまい。

すぐる式整体院~ CUBISM(キュビズム) ~


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