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50%以上の腰痛に関与する重要度五つ星の〇〇筋とは?

院長のSUGURUです。

記事をご覧いただき、ありがとうございます。

今回は、腰痛の原因を考える上で五つ星級に重要な筋のトリガーポイントについてお話しします。

 

・腰痛は体の後ろ側だけマッサージしてもダメ!体の前側が重要な理由とは?

 

腰痛っていうと体の後ろ側に原因がありそうだと思いませんか?

恥ずかしい話、新人の頃の私はそう思っていました。

 

でも、いくら体の後ろ側を施術しても腰痛は改善しませんでした。

 

あなたもこんな経験はありませんか?

 

腰が痛くて、痛い腰を揉んだりマッサージしたりしても改善しなくて困ったこと。

 

実はそれは当たり前で、原因は全然違うところにあったからです。

 

腰痛で最重要な筋のトリガーポイントって体も前側のお腹周囲にあります。

 

その筋の名前が腸腰筋です。

 

聞きなれない名前かもしれませんが、腰痛を語る上で重要な筋なので覚えておいて下さい。

 

腸腰筋のトリガーポイントは腰痛の症例の半分以上の原因に関与していると言われています。

 

そのため、腸腰筋が関与する腰背部にある痛みを取り除くには、体の前側にあるお腹部分を施術する必要があります。

 

・腸腰筋の関連痛パターン

上の図にあるのが腸腰筋とトリガーポイントです。

 

赤色の部分が腸腰筋です。

青色の✖がトリガーポイントです。

青色の範囲が関連痛の範囲です。

 

青色の範囲に痛みが出ているようなら、もしかしたら腸腰筋のトリガーポイントが関与しているかもしれません。

 

では、実際に腸腰筋が関与しているか見ていきましょう。

 

 

・簡単な検査

まず、腸腰筋のトリガーポイントが関与しているか簡単な方法でみていきましょう。

 

椅子に座った状態から胸を太ももにつけるように体を前に倒していきます。

この時に腰に痛みや硬さがないかを確認して下さい。

 

腸腰筋は左右に右側の腸腰筋、左側の腸腰筋というように身体に2つあるので、右に出るのか左に出るのかもしっかり確認しておいて下さいね。

 

痛みや硬さがあれば腸腰筋の問題の可能性があります。

 

 

・腸腰筋のトリガーポイントの見つけ方

今回は、好発部位であるトリガーポイントの見つけ方をお伝えします。

 

探す時の体勢は仰向けで膝を立てた姿勢をとってもらうと触りやすいと思います。

 

ではまず、おへそと骨盤を前から触った位置にある骨の出っ張りを触って場所を確認して下さい。

 

確認できたら、おへそ骨盤の前の出っ張りの点を結び線をイメージします。

 

その線を骨盤の前の出っ張りから、おへそに向かってたどりながら圧痛を確認していくと腸腰筋の好発部位を発見できます。

 

一応、左右とも確認してみて下さい。

 

トリガーポイントを刺激すると圧痛があり、関連痛として腰背部や太ももの付け根あたりに痛みを感じることもあります。

 

 

・腸腰筋のトリガーポイント療法

先ほど見つけたトリガーポイントを圧迫してマッサージしながらほぐしていきましょう。

 

指を使ってもいいし、ボールやマッサージグッズを使用するのもいいでしょう。

 

治療した後は、必ず痛みが変化したかを確認してください。

 

もし、痛みが減っていれば、継続してトリガーポイントを取り除いて下さい。

もし、痛みに変化がなければ治療部位を間違えているか、腸腰筋のトリガーポイントが原因でないかです。

 

腸腰筋のトリガーポイントが原因でない場合は、他の筋のトリガーポイントを疑いましょう。

 

 

・腸腰筋を痛める要因

要因はたくさんあるのですべてお伝えできませんが、その中でも痛める要因の上位になるのが長時間の坐位姿勢です。

 

現代に生きていると、ほとんどの時間座って作業しています。

 

特にデスクワークが仕事の主体になっているため、7~8時間は座っているなんてのは普通な時代です。

 

 

坐位姿勢も前傾であごが前に出た姿勢になりますので余計に腸腰筋は短縮してしまいます。

 

これを毎日長時間行うことで、腸腰筋のトリガーポイントは活性化されて腰痛などの痛みを引き起こすことになってしまいます。

 

だから予防としてこまめに立ったり、歩いたりして同じ姿勢を長時間続けないようにしましょう。

 

 

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

 

 

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