スマホの急速な普及により、国民の多くが手のひらサイズの小さなパソコンに夢中な現状。
ガラケーの時に比べ、使用している時間が格段に増加。
仕事でパソコンを使い、休憩中や仕事後もスマホで使うとなると、益々、眼の疲労は相当なものになってくるでしょう。
昔は、「テレビは近くで見るな」や「ゲームは1時間まで」など眼が悪くならないように、大人が子供に注意していました。
しかし、今はどうでしょか?
スマホなんてテレビに比べ、眼からすごく近いですし、使用時間も一日1時間なんてことはないでしょう。
眼が疲れるのは当然なんです。
眼は使いすぎると、まず後頭部にある筋肉が疲れます。
眼を閉じて、後頭部を手で触れたまま、眼を動かすと後頭部の筋肉が動いているのが分かります。
また、眼を使いすぎると、頭皮が縮んで硬くなります。
このように、眼を使いすぎると、まず後頭部や頭皮に影響が生じます。
次に、肩が凝ったり、腕の筋肉が硬くなったりします。
他にも、腰が硬くなり腰痛が起きたり、脚がだるくなったりと、眼の疲れから全身に影響を及ぼします。
現代の症状の原因は、眼の使いすぎによることから始まっていることも少なくありません。
全身に影響を及ぼしてしまうわけですから、眼を休めたり、目薬を注すだけでは解決できないわけです。
そこで、眼が疲れている人のために、眼の疲れをスッキリ抜く方法をお伝えします。
『眼の疲れをスッキリ抜く方法』
➀眼の調整
まず、何といっても眼を過剰に使っていますので、眼の調整をしましょう。
眼を閉じて眼球の動きにくい方向に動かしましょう。
よく使っている方向と反対の方向が動かしにくくなっています。
上下斜めなど8方向に動かしてみると、動かしにくい方向が分かりますからやってみて下さい。
あと、焦点が近くばかりなら、遠くに焦点をもっていくように調整するのもいいでしょう。
そして、眼のまぶたを固く閉じて、緩めるといった緊張と緩和を繰り返すのも効果的です。
それが出来たら、眼を閉じたまま眼球を右左と回して下さい。
このとき、首は一緒に回さないように気をつけて下さい。
次に耳を軽く引っ張って伸ばすといいです。
②背中の調整
まず、顔を上に向けて、首の前を伸ばします。
次に、両側の肩甲骨を背中の中心に寄せます。
そうやって力を集中させ力んだら、一気に力を抜きます。
このとき、意識的に大きな呼吸をしながらやるといいです。
③全身の力を抜く調整
最後に、全身の力を抜く調整です。
まず、頭から足先まで加わっている重力から逃れるために仰向けになりましょう。
仰向けになったら、両脚と両手を開いて、全身に力を集中させ力みます。(※このとき呼吸は止めないこと)
そして、一気に力を抜いて緩めます。
これを数回繰り返します。
緊張した体は、いきなり緩めようとしても緩みにくいので、一度緊張を強くしてから緩めるといいです。
この3ステップをやってもらうのが、眼の疲れをスッキリ抜く方法でありますが、場所によっては③ができない場合がありますので、➀と②だけやってもいいでしょう。
それと、今までやっていた方法と合わせてやってもらっても構いません。
例えば、めぐリズムや蒸しタオルなどと併用しても効果的かもしれません。
とにかく、身体がリフレッシュされて自由になればいいのです。
ぜひ、一度試してみてもらいたいと思います。
おしまい、、、