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保険が使えないメリット

 

保険が効かないことにデメリットを感じる方も多いでしょう。

 

しかし、本当にデメリットのみでしょうか?

 

私は病院で保険診療での経験もありますし、現在は自由診療のみで治療院を経営していますのでどちらの良い悪いも経験から理解しているつもりです。

 

 

今日は保険が使えないことのメリット・デメリットを考えていきましょう。

 

まずメリットですが、保険が使えるということは保険の適応範囲があるということです。

 

 

つまり、規制があるのです。

 

 

接骨院であれば急性の捻挫、骨折等の処方にのみ保険適応です。

 

また単価も決まっているので1日の患者数を増やして利益を出す必要があるため、必然的に一人の患者さんにかける時間が短くなってしまいます。

 

 

その点、保険の効かない自由診療では単価も時間も自院で決めることができるため、患者さん1人に十分な時間をとることができ、質の高い技術を提供することが可能になります。

 

 

つまり、保険診療では質より量になり、私たちのような自由診療では量より質に重きを置くようになります。

 

 

よって、質を求める患者さんにとっては保険診療よりも自由診療の治療院の方が合っているのです。

 



もちろんデメリットもあります。

 

 

それはズバリ価格です。保険診療ですと1~3割負担になるので実費が安くなります。

 

 

その反面、自由診療ですと全額実費になるので高くつくことになります。

 

 

価格のみで考えると保険が使えた方がメリットがあるかもしれません。

 

 

しかし、これは物の買い物ではありません。

 

 

整体は自分自身の体でサービスを受けるものなので失敗は高くつきます。

 

 

なので安いからといって安易に選ぶのは危険で間違いだと思います。

 

 

もちろん個人の自由ですので勝手ですが、、、

 

 

 

「じゃあ保健診療と自由診療の両方をやっている治療院に行くのがいいのでは?」と思う方もいらっしゃるかもしれません。

 

 

でもこれはハッキリ言って的外れです。

 

 

なぜかと言いますと、手で行う施術の技術を保険適応の有無で分けることができないからです。

 

 

例えば、A先生が保険診療での施術と自由診療での施術で効果に違いがあるとしてしまうと、患者さんにとってその時最高の技術を提供していることにはなりません。

 

 

お金によって技術を変えていることになります。

 

 

それは健全ではありませんよね。

 

 

その時その患者さんにとって最も良いと思う施術をするのが私たち治療家の使命です。

 

 

それを保険適応の有無で変えるのでは技術に差をつけることになります。

 

 

それはどちらかを最も良い施術でない低い技術を提供していることになります。

 

 

それはおかしいことです。

 

 

自由診療では最高の技術を提供できるのに、保険診療だから自由診療より落ちる技術を提供するのは変です。

 

 

患者さん側からすれば保険診療でも自由診療のようにやってほしいですよね。

 

 

だって先生の手でやっていることですから、可能なはずです。分かっててやらないのは悪いことです。

 

 

薬や手術などは技術以外に機械の設置や薬の価値など他の要素が入ってくるためコストの違いがあるため仕方ありません。

 

 

しかし、人の手にコストはありません。

 

 

その先生次第です。

 

 

だから手で行う施術に関して保険診療と自由診療を分けて提供することは基本的にできないのです。

 

 

分かっていただけましたでしょうか?

 

 

言いたいことは、保険診療も自由診療もメリット・デメリットがあって患者さんが求めている内容によって選択肢が変わります。

 

 

つまり、とにかく施術内容や結果よりも価格重視の低価格で受けたい方は保険診療です。

 

 

逆に多少高くても施術内容や結果を求める質重視の方は自由診療を選ぶと良いと思います。

 

尚、保険診療でも質の高い施術を実践されている治療院もあります。

 

しかし最近の傾向から質を求める治療院さんは自由診療の方に移行してきている傾向があるのも事実であります。

 

少々、荒い説明にはなりましたが参考にしてみて下さい。

 

 

おしまい、、、

 

 

すぐる式整体院~ CUBISM(キュビズム) ~


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